ナブテスコ株式会社

今回ご出展いただいた目的を教えていただけますでしょうか。

我々の新製品であります、メカナムホイール付きAGV駆動ユニットRVWシリーズの拡販のために出展させていただきました。

貴社は以前も「国際物流総合展」にご出展いただいたことがありますか。

我々は2018年の「国際物流総合展」に出展したことがありまして、このINNOVATION EXPOについては初めての出展になります。

2018年に出展の際の手ごたえはいかがでしたでしょうか。

コロナ前でもありましたが、非常に多くのお客様に見ていただきました。我々としては不特定多数のメーカー様に見ていただける非常に有意義な展示会だったと認識しています。

今回の出展について社内外の反響はいかがでしたでしょうか。

今回の展示製品についてもう少し教えていただいてもよろしいですか。

RVWシリーズと言いまして。メカナムホイールというホイールが付いたAGV用の駆動ユニットになります。メカナムホイールは非常に特徴的な形状をしていまして、横行であるとか斜めにAGVを動かすことができる、これからますます注目いただける製品と考えています。

こちらの製品を導入された際の企業側のメリットを教えていただけますか。

小さく、狭いエリアでもAGVが走行できる機構、そして高位置決めに有効です。横行できますので、微小な位置合わせができ、位置決め精度が非常に高いAGVを実現できます。

位置決め精度の高い、こちらの製品なのですが、特にどのような業種の方、お悩みを持つ方、にご覧いただきたいでしょうか。

まだまだ実績が少ないので、お客様にどういったお悩みを解決することができるのかをマーケティングし、情報収集したいと思っています。そういった意味でもこの展示会の出展に非常に期待しています。

展示会が色々ある中で、御社にとってこの「国際物流総合展」は、どのような立ち位置にありますか。

今回こちらのブースの出展にあたり、営業活動、集客、Webプロモーション、ブースづくりなどでどのような工夫をされたか教えていただけますか。

自社のホームページにニュースとして開示したり、我々の製品を販売いただいている代理店様などにPRして、招待状を配布させていただきました。あとは潜在顧客になり得るお客様に対しても招待状を配り、今回の展示会にご来場していただくように活動しました。

今回まだ1日目（インタビュー時：会期1日目午前）ということで、お客様が徐々にいらっしゃっている中で、御社の製品に関心をもっていただけた方の反応はいかがですか。

まだ具体的なところまでは情報収集できていませんが、ただ、午前中の来場者様の動向を伺っていますと、非常に多くの方にブースに立ち寄っていただけており、我々も大変驚いている状況です。

展示会というものは御社にとっての営業活動、マーケティングの中ではどういった立ち位置になるのでしょうか。

我々が日常の業務でお客様に説明するのも非常に有効ですが、やはり実物や実際に動くものをリアルの場で見ていただくことが一番です。言葉で説明するよりも効果があります。そういう意味で展示会は訴求力が非常に高いと見ています。このような機会を有効活用したいと思っています。

確かに、話を聞くだけなのと、実物を見るのでは大きく印象が変わりますよね。

今回のご出展にあたり、事務局のサポートはいかがでしたでしょうか。

満足しております。当初我々の予算の関係で少し結論を待っていただく部分があったのですが、希望のブース数や出展エリアの希望条件をある程度考慮いただけたということで、大変感謝しております。

最後にこれからの「国際物流総合展」に期待することを教えていただけますか。

今回私自身は初めての出展だったのですが、我々が想定しているよりは国内のAGVメーカーの出展が少ないように感じました。自社ブースの周辺にいる出展者さんは国内の大手様もいますが、特に中国を中心とした海外出展者が多くいらっしゃいます。国内メーカーがまだ少ないので、今後もう少し増えていき、もっと大きな展示会になっていけば我々も大変嬉しいです。

日本のAGVは、ここに来ると色々なものが見られますよ、と言える展示会ですね。そうなることで、集客につながりますし、相互に見せあうことで相乗効果が期待できますね。

そうですね。我々も販売会社や工場が海外にもあるので、海外の展示会にも出展してPRするのですが、やはり国内は国内のお客様向けに訴求したいわけですから、そういった意味でもっと出展者数が増えていくと非常に喜ばしい限りです。